CT検査について

CT検査について

当院では、より的確な診断と治療計画のために、CT(コンピューター断層撮影)検査(Computed Tomography)を導入しています。

CT検査は、身体を様々な断面で撮影することで、骨や内臓、血管、腫瘍などの状態を詳細に把握できる高度な画像検査です。

特に以下のような症例ではCT検査が力を発揮します。

  • 鼻腔内疾患や耳の奥の異常
  • 胸部・腹部臓器の精密な検査
  • 骨折や関節の詳細な評価
  • 尿路結石
  • 異物の検出
  • 椎間板ヘルニアや脊椎疾患の診断

CT検査の流れ

①事前診察・ご相談

まずは一般診察でCT検査の必要性を判断します。検査の目的や内容、費用、リスク等についても説明をさせていただいた上で、撮影日を決定いたします。

②絶食・麻酔準備

撮影のため、基本的に犬・猫・フェレットについては短時間の全身麻酔を行います。安全のため、犬猫は前日夜からの絶食をお願いする場合があります。

③撮影・画像解析

検査時間は通常10〜30分程度です。撮影後は、専門の画像診断医が画像を解析し、当院獣医師が結果をご説明いたします。

④治療方針の決定

CT画像をもとに、その子に合った最適な治療法や今後の手術の必要性を一緒に考えていきます。

CT検査に関するよくある質問

Q:麻酔は安全ですか?
A:当院では事前に血液検査などの健康チェックを行い、麻酔のリスク評価を行っております。高齢や基礎疾患のある場合も、まずはご相談ください。
Q:費用はどのくらいですか?
A:検査内容や部位により異なることから、詳細は診察時にご案内いたします。
Q:検査結果はいつわかりますか?
A:通常は当日〜数日以内に結果をご説明できます。必要に応じて画像専門医による読影を行う場合もあります。

飼い主さまへ

CT検査は、体の中を立体的かつ詳しく映し出すことができるため、これまで見つけにくかった病気や異常の発見・診断に大きな力を発揮します。 正確な診断は、動物たちにとってより適切で負担の少ない治療につながります。ご不安な点がありましたら、どんなことでもお気軽にご相談ください。

造影検査について

犬・猫・フェレット(体重制限あり)については、病状に応じてCT撮影時の造影検査も行っております。

造影検査は、造影剤というお薬を腕の静脈から注入することにより、血管や臓器の状態をより鮮明に見ることを目的としています。

特に腫瘍では、この造影CT検査が力を発揮します(まれに造影剤に対する副作用として、痒みや吐き戻しが出ることがあります)。

その他

その他のエキゾチックアニマル(ウサギ・モルモット・ハリネズミ・デグー等)についても、無麻酔下・麻酔下ともにCT撮影を実施しております。

CT撮影につきましては、他院様からのご依頼も受け付けておりますので、詳細につきましてはお気軽に病院までお問い合わせください。

診療時間について

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※12:00〜16:00の間は手術時間となっております。
※年末年始、ゴールデンウィークの休診日についてはホームページと病院内掲示板にてお知らせします。
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